40代半ばを過ぎてブラックコーヒーが飲めるようになった理由【結論:慣れ】

こんにちは。
40代半ばを過ぎて、突然コーヒーがブラックで飲めるようになったmitsです。
10代〜30代まで、コーヒー自体はそれほど嫌いではありませんでした。
ただし、それは砂糖やミルクを入れて「甘くした」コーヒーに限った話。
ブラックだけは、何度挑戦しても美味しいとは感じず、飲んだ後も胃がキリキリ痛み、「自分はコーヒーがダメな体質なんだな」と諦めていました。
そんな私ですが、40代半ばを過ぎたある日、ふと、コーヒーをブラックで飲めるようになっていた(飲んでも胃痛がなくなった)ことに気付きました。
何の気なしにパックのドリップコーヒーを飲んで、
「美味しい」
と感じる自分がいたのです。
今ではコーヒーにどっぷりハマり、コーヒー器具を揃えて家でハンドドリップをして楽しんでいます。
なぜ、人生も中盤(というか高齢者の入り口)になって、急にコーヒーが飲めるようになったのか…
ここでは、素人なりに振り返って考えた結果、考えられる理由や経緯が3つありましたのでお伝えしたい思います。
「コーヒーが飲めない理由を知りたい!」
「どうすればブラックで飲めるようになるの?」
など、かつての私と同じ悩みを抱えている方も多いと思われます。
正直、ここで述べる「理由」は、必ずしも即効性のある理由(改善策)ではありません。
しかし、もしかしたら「コーヒーをブラックで飲みたいあなた」にとって参考になる情報かもしれませんので、「こういう事例もあるんだ」という参考意見の一つとしてお読みいただければ幸いです。
ブラックコーヒーが飲めるようになった理由(考えられること)
私がブラックコーヒーを飲めるようになった理由ですが、結論からざっくり書いてしまうと、恐らくは「慣れ」だと思います。
ただ、単に「慣れ」の一言で済ませてしまうと、この記事を読んでいるあなたにとって何の役にも立つことができませんよね…
ということで、私の場合どのようにコーヒーに「慣れ」ていったのか、掘り下げて紹介しますね。
コーヒー自体は砂糖やミルクを入れさえすれば飲めましたし、砂糖やミルクを入れて飲むことに対して「子供っぽく思われてないかな…」や「男らしくないなぁ…」といった負い目も感じていませんでした。
また、「(無理して)ブラックコーヒーを飲みまくって、何が何でも飲めるようになってやる!」と思ったこともありません。
過去に逆流性食道炎を経験したこともあるので、身体のことも考え、むしろずっとこのまま(砂糖とミルク入りコーヒー)でもいいと思っていたほどです。
ただ、そんな私でも、冒頭に書いたとおり、なぜかいつの間にかブラックでコーヒーが飲めるようになっていました。
その理由として考えられることが以下の2点があります。
- 紅茶でカフェインの耐性を作った(のかも)
- カフェラテ→ほろにがカフェラテと段階的に苦味耐性を作った(かも)
上記2点にプラスして、これはブラックが飲めるようになったあと気付いたことですが、
3. 美味しいコーヒーを飲むことで本当の「酸味」や「苦味」を知った
ということも、起因するのではないかと考えます。

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【理由その1】紅茶でカフェイン耐性を作った
前項にも書いたとおり、私は30代後半に逆流性食道炎を経験しました。
再発性の高い病気のため、薬の服用以外に良い改善策はないものか探したところ、ハーブティーに行き着きました。
ペパーミントを中心に、レモングラスやオレンジピールを組み合わせてハーブティーを楽しんでいたところ、症状も徐々に落ち着いてきました。
そのうち、ハーブティーから派生して紅茶を飲むようになりました。
コーヒーと違い、紅茶であれば砂糖を入れなくとも飲むことができたのです。
今思えば、このとき紅茶をひたすら飲んでいたことで、カフェインに対する耐性が出来たのではないかと思われます。
【理由その2】カフェラテ→ほろにがカフェラテの順で苦味耐性を作った
紅茶をひたすら飲んでいましたが、コーヒー(特にカフェラテ)も稀に楽しんでいました。
その頃、特によく飲んでいたのが、ブレンディスティックのカフェラテ。
さほど苦味も感じず、甘味もあり、ブラックが飲めない私でもコーヒーを気軽に楽しむことができました。
最初は緑のパッケージのベーシックなカフェオレばかり飲んでいたのですが、そのうち(ちょっと背伸びしたい気分になり)茶色いパッケージの『大人のほろにが』に手を出すようになリました。
確かに苦かったのですが、そこまで嫌な苦味ではなく、且つ飲みやすいカフェラテでした。
また、非常に些細なことですが、「大人の」という言葉に優越感を得られたのも事実です。
この辺りから、徐々にコーヒーに対する興味が湧き出してきました。
年齢で言うと40歳手前くらいだったと思います。
気を良くした私は、ドリップパックのコーヒーに手を出し始めました。
最初こそは砂糖を入れていたのですが、徐々に砂糖の量を減らし、ついに砂糖を入れずブラックで飲んでみたところ、、、
「あれ?飲めるぞ?」
そして、
「コーヒーって美味しいんだ…」
と感じるようになっていました。
今思えば、「カフェオレ」→「大人のほろにがカフェオレ」の段階を経ることで、徐々にコーヒーの「苦味」に慣れていったのではないかと思われます。
もし、「どうしてもブラックを飲みたい!」と言う方がいれば、徐々に砂糖の量を減らしたり、カフェラテで苦味の耐性を徐々につけたりすることをオススメします。
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【理由その3】美味しいコーヒーを飲むことで本当の「苦味・酸味」を知った
正直、これは後付けの理由です。
ブラックでコーヒーを飲めるようになってから気付いたことです。
ただ、コーヒーを飲んだ後、口に残る酸味(後味)がキライという方にとっては、もしかしたら参考になると思われます。
少々費用と時間がかかり面倒に思われるかもしれませんが、何をするかというと、
- スペシャルティコーヒー(生産農園が特定できるコーヒー)を豆の状態で購入する
- ミルというコーヒー豆を挽くための器具を用意し、自分で豆を挽く
- ドリッパー(100均でも購入可)を用意し、自分でハンドドリップする
これで、コーヒー本来の美味しさを知ることができます。

本当に驚くと思いますよ。
私も、最初口にしたときには、「これが本当の酸味か」と驚嘆したほどです。
コーヒーが苦手な方って、飲んだあと口の中に残る「苦味」や「酸味」が苦手だと思います。
かつての私もそうでしたが、その嫌な苦味や酸味が胃痛を連れてくるような気がして、「ブラックはちょっと…」となっているのではないでしょうか。
私はブラックコーヒーが飲めるようになってからハンドドリップを始めましたが、正直もっと早く試していれば慣れていたのかもしれないと今では思っています。
もし、「いや、いきなりそれはハードルが高いよ」と思われる方は、ハンドドリップで提供してくれる喫茶店に足を運んで、まずはハンドドリップコーヒーの美味しさをぜひとも味わって欲しいです。
ちなみに、私の場合は、北海道にある「珈琲きゃろっと」というお店で豆を継続購入しています。

初回限定でコーヒー豆のお試しパックもかなり(驚くほど)安く購入できるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

もしかしたら単なる老化が原因かも?
これまでの理由を覆すわけではないですが、ブラックコーヒーが飲めるようになった理由のもうひとつの理由として、「老化」も、もしかしたらあるのかもしれません。。
とあるサイトで読んだ記事のためそこまで詳しくは理解できていませんが、人間の舌には「味蕾(みらい)」と言う器官があり、その中の細胞で苦味などの味覚を感じているとのこと。
その「味蕾」にある細胞は、歳を重ねると徐々に減っていくようで、つまり(苦味に限定して書くと)苦味を感じにくくなることもある模様です。
「もしかしたら」ですが、単に40代半ばを過ぎて急にコーヒーをブラックで飲めるようになったのは、この「味蕾」に関係している(つまり老化?)のかもしれません…。
この味蕾については、『コーヒーの科学』と言う本にも少し(2・3ページだがかなりマニアックに)書かれていますので、コーヒーに興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。
コーヒーの歴史についても書かれていて、オススメの書籍です。
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まとめ
私がコーヒーをブラックで飲めるようになった理由として考えられることは、以下の3点(+1点)に集約されるのではないかと思われます。
- 紅茶で耐性を作った?
- カフェラテ→大人のほろにがカフェラテで苦味耐性を作った?
- 美味しいコーヒー豆を使用することで本当の苦味や酸味を知ることができる?
- 単なる老化?
1と2の方法については、比較的手軽に(安価に)ブラックコーヒーを飲めるようになる方法かと思われます。
もし、「どうしてもコーヒーをブラックで飲みたい!」という方は、ここで挙げた方法を参考になさってみてはいかがでしょうか。
きっと、楽しく美味しいコーヒーライフが待っていますよ!
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