世界遺産 玉陵(たまうどぅん)で琉球の時間を感じる【沖縄】

世界遺産 玉陵(たまうどぅん)で琉球の時間を感じる【沖縄】

沖縄県は那覇市にある、世界遺産 玉陵(たまうどぅん)
同じく世界遺産の首里城から徒歩数分の場所に位置しているものの、ここまで足を運ぶ人は少ないのではないでしょうか。

私は去年、玉陵を訪れました。
首里城では、至るところに観光客があふれていましたが、玉陵にいたのはなんと私ひとりだけでした。

そのおかげでゆっくりと玉陵を見ることができ、静謐な空間に包まれながら琉球の時間を感じることができました。

今回は、玉陵をピックアップしてご紹介します。

玉陵は琉球王国の陵墓

玉陵は、かつての琉球王国の国王や王族の遺骨が納められている、石造りの陵墓(お墓)です。

琉球王国のグスク及び関連遺産群」として、首里城や斎場御嶽(せーふぁうたき)などとともに世界遺産に登録されています。

琉球の王や王族が居住する首里城から、ほど近い場所に位置しています。

玉陵は3つの部屋にわかれており、真ん中の部屋でまず遺骸を安置したあと、洗骨して左右の部屋に納めるようになっていたそうです。

悲しいことに先の戦争(沖縄の地上戦)で破壊されてしまい、現在の玉陵は戦後に復元されたものではありますが、今なお琉球王国の王や王族が眠っていることに変わりはありません。

券売所の地下にある資料館に、戦争で破壊されたときの写真が展示されていましたが、戦争(地上戦)の悲劇を痛感したとともに、かつての状態に復元を果たした沖縄の方々の、玉陵に対する想いが感じられました。

玉陵の成り立ちや歴史については、Wikipediaが詳しいですので、興味のある方は参照してみてください。
→ 玉陵 – Wikipedia

スポンサードサーチ

玉陵への行き方と基礎データ

玉陵の場所と行き方

玉陵へは、首里城の守礼門からですと、徒歩3分ほどで着きます
ゆいレールの首里駅からは、15分ほどです。

個人旅行の方は、恐らくレンタカーかゆいレールで首里城へ行かれると思いますが、首里城からそこまで離れていないどころか目と鼻の先に位置しているため、時間がある方はぜひ玉陵にも足を運んでみてください。

玉陵の周辺地図は、以下のGoogleマップを参照ください。

観覧情報(2018年8月現在の情報)

観覧時間と料金については、以下のとおりです。

観覧時間 午前9時~午後6時(年中無休)
観覧料金 大人:300円
中学生以下:150円

そのほか玉陵の詳細については、那覇市のホームページを参照してください。
→ 玉陵|那覇市 Naha City

ゆいレールの1日乗車券・2日乗車券(有効期間内)を提示すると、団体料金の大人240円で観覧することができます。

私も1日乗車券を活用して、玉陵をはじめ首里城や識名園などを団体料金で観覧しました。

玉陵を訪問して感じたこと(2017年9月)

玉陵の入口は、「世界遺産 玉陵」の石柱がないと、気付かずに通り過ぎてしまうほど狭いです。

玉陵(入口)

入口を入った先にある石造りの券売所「玉陵奉円館」で観覧料を支払い、まずは券売所地下の資料館へ行きます。

玉陵(券売所)

この資料館ですが、玉陵へ行く前に必ず見ておいた方がいいです。
前項でも説明しましたが、戦後の写真や玉陵内部の様子など、玉陵をより理解できるパネルや資料が展示されていますよ。

木々の間を抜けると遥拝所があり、その真正面に石造りの玉陵が控えています。

玉陵(正面)

石造りの門をくぐると、そこは砂と石と空の空間で、思わず息を飲むほど。

玉陵(正面2)

さらに内側の門をくぐって、いよいよ陵墓の前へ。

玉陵

豪奢のようでいて派手さのない、荘厳な造りの陵墓が、目の前に3部屋連なっていました。

自分以外に誰もいなかったからかもしれませんが、この場所だけ違う時間や空気が流れているように感じました。

復元されたとはいえ、確かにそこには今もなお琉球王国時代から続いている時間が流れて、歴代の王や王族が沖縄の姿を見ているのではないか…
そんなことを感じながら、玉陵の前に佇んでいました。

スポンサードサーチ

まとめ

玉陵の紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。
沖縄と言えば、やはりリゾート色が強いですが、那覇市内には玉陵のような琉球時代の史跡が、いまもなお残っています。

首里城や玉陵から徒歩5分ほど歩くと「首里金城町石畳道」も残っており、この道もかつて琉球王族が識名園へ向かうときに通った道だとか。

石畳道

せっかく沖縄を訪れたのであれば、1泊でも那覇市内に滞在し、琉球史跡を訪れて往時の息吹を感じてみてはいかがでしょうか。

那覇市内には、各所にホテルが点在していて、シングルでも5,000円ほどで泊まれるホテルがいくつもあります。
私は、ゆいレール沿線のビジネスホテルに滞在して、那覇観光を楽しみました。

参考:agodaで那覇の格安ホテルを調べる

スポンサードリンク