ウクレレの独学におすすめしたい教則本3冊【購入レビュー】

「独学でウクレレを始めたいけど、どんな教則本を買えばいいですか?」
この記事で、こういった疑問の手助けができればと思います。
私は2013年から16年まで、かなり本気でウクレレを練習していました。
楽器を弾いたのは中学校の授業以来というかなりの初心者でしたが、独学でもなんとかスコアを見ながら弾けるレベルに達することができました。
そんな楽器初心者だった私が、ウクレレを独学で始められる方におススメしたい教則本を3冊紹介します。
3冊とも、私が実際に購入して実際に練習した本です。その感想も踏まえてお伝えしますね。
※参考までに: 以前YouTubeにアップした私の演奏動画です。
練習次第で、この程度であれば数か月で弾けるようになると思います。
おススメしたい教則本3選
初心者向けの本を選びましたが、個人的に感じた難易度順に紹介します。
Famous はじめてのウクレレ
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国産ウクレレメーカーのキワヤ商会が出版している教則本です(CD付き)。
私がはじめてウクレレを購入したときセットで付いてきた本で、正直な第一印象は「薄くておまけ程度だな…」でした。しかし最初はこの本しか持っていなかったため、とりあえず最初から最後までこの本のとおりに練習してみました。
掲載されている練習曲は必要最小限な曲(伴奏、メロディー弾き)だけですが、私はこの本でウクレレの基礎知識やチューニングの方法、実際の弾き方やタブ譜の読み方まで覚えることができました。
最初の教則本がこの本で良かったと今でも思っていますし、個人的には初心者の方に一番おすすめできる教則本だと思います。(内容は本当に初歩の初歩です)
DVDで今日から弾ける!かんたんウクレレ
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人気ウクレレアーティスト・勝誠二さんが書かれた初心者向けの教則本。
フルカラーで実際の演奏が見られるDVD付きなので、基礎はもちろんのこと、ちょっとしたテクニックを見て学ぶことができました。
教室でプロの方に教わることができない独学の身にとっては、DVDで映像を見ながら学習できる点はメリットですね。
内容としては申し分ない教則本ですが、人によってはデメリットとなるポイントがあります。
- 単行本サイズの本のため、折り目を付けてもページを開いた状態で練習できない
- 楽譜がたくさん掲載されているが、複数ページにまたがるため初心者には練習しづらい
そのため、この本については「基本はDVDを見ながら学習、本は補足で確認」という練習法がおすすめです。
定番曲を弾きながらウクレレがグングンうまくなる本
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教則本と楽譜集の中間に位置する本です。
正直、「楽器を弾いたことがありません!」「これからウクレレ始めます!」という方に、いきなりこの本はちょっと難しいかも知れません。
チューニングの方法やタブ譜の読み方など基本的な説明は少し載っていますが、ウクレレの構え方や扱い方など「基礎の基礎」がまだの方は、その次のステップという位置付けで考えていただければと思います。
最初に「教則本と楽譜集の中間」と書きましたが、この本は実際の曲を通してウクレレの弾き方やテクニックを徐々にマスターしていく形式です。
序盤は伴奏の曲が中心ですが、徐々にソロ弾きに移っていくので、成長を実感しながら練習できますよ。
イラストがとても豊富で楽譜にもアドバイスが事細かに記載されているので、奏法について理解を深めることができます。
付属CDで模範演奏を聴くことができるので、それを目標に練習を積み重ねていく感じです。
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最後に
おススメの教則本が3冊だけだと少なく感じると思います。
ただ実際私が購入して練習した「教則本」と言えるものは、この3冊だけです。
基礎の部分さえ終わってしまえば、あとは自分が弾きたい楽譜集を購入してひたすら練習する段階に入ります。
ウクレレは「教則本を読めばそれでOK!」というものではありません。
どんなに薄い本でも、練習をしなければ先へ進めません。
簡単という形容詞が頻繁に用いられるウクレレですが、楽器がまったくの初心者にとってはウクレレは簡単ではありません。これは断言します。
教則本を1ページ1ページしっかりマスターするまで、練習は欠かせません。
ただ、ある程度のレベルに達すると、ウクレレは本当に楽しい楽器になります(笑)
この記事を参考にして自分に合った教則本を選んで、楽しい“ウクレレライフ”を送ってください!
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