【ウクレレ初心者】独学か教室か悩んでいる方に実体験を元にアドバイス

ウクレレをこれから始める方にとって、独学で進めるのかウクレレ教室(スクール)に通うべきか悩まれている方は多いのではないでしょうか。
私もウクレレを始めたてのころは悩みましたが、結局独学を選びました。
教室に通った経験はありませんが、独学視点(+数回のワークショップ体験)をもとに、私なりに独学にするか教室に通うかの判断基準を挙げてみたいと思います。
独学と教室通いの判断基準
約3年独学で続けた私の感想は最後にするとして、独学か教室かを判断するポイントをいくつか挙げてみますね。
- 三日坊主で続けられるか不安
- 住んでいる部屋が楽器NG
- 演奏仲間がほしい
- いずれは人前で演奏できるようになりたい
- 物事を飽きずに続けられる
- できるだけコストをかけたくない
- 人や人前がちょっと苦手
- 気ままにポロポロ弾ければいい
どうでしょうか。あなたに当てはまる項目はありましたか?
1~4に該当する項目が多い方は、教室に通ってプロの方に教わった方がいいかもしれません。
教室であれば毎月決まった日時に開催されるケースがほとんどなので、スケジュールに入れてしまえば三日坊主も何もないですよね。
(もちろん日々の自己練は必須ですよ)
また、大抵の教室はグループで進めていきますので、(ご自身の心がけ次第ですが)お仲間も自然とできるのではと思います。
5~8に該当する項目が多かった場合は、まず独学で始めてみて、様子を見つつ教室も視野に入れればいいと思います。
「独学=ひとり」ですから、相当“ウクレレを弾けるようになるんだ!”という強い意志がないと、ハッキリ言って続きません。
もしあなたが、いずれ人前で演奏できるようになりたい!と思われているのであれば、最短は「教室」だと思います。
ただし、独学でウクレレを覚えられて、今ではウクレレプレイヤーとしてご活躍されている方も多くいらっしゃいますので、この辺はあなたの目標や努力次第かも知れません。
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独学のメリット・デメリット
独学を貫いた私が考える独学のメリットとデメリットについて挙げてみますね。

メリット
お金がかからない
教室に通うとなると、月数千円単位の出費となりますが、独学の場合かかるのは書籍(教則本・楽譜集)代のみです。
教則本や楽譜集も毎月買うようなものではないので、教室に比べると格段に費用は安くすみます。
私がおすすめする教則本はウクレレの独学におすすめしたい教則本3冊【購入レビュー】にまとめていますので、参考にしてみてください。
自分のペースで進められる
教室の方針にもよると思いますが、以前教室(サークル)に通われている方から「毎回異なる曲の練習をするので、着いていくのがやっと…」という話を聞いたことがあります。
独学の場合は「ひとり」ですから、練習している曲を納得いくまで繰り返し練習することができますよ。
デメリット
聞く人がいない
教則本を進めていく過程で、たとえ本に写真付きで説明が書かれていても、本当にそのとおり出来ているのか不安になることが多々あります。
そんなとき、教室に通っていれば先生にサクッと聞くことができますが、独学ではそうはいきません。
私の場合、自分で納得できるまで繰り返し練習したり、YouTubeで演奏動画を見て「あ、、こんな手の動きしてるんだ…」などと真似をしたりしていました。
孤独(励ましてくれる人がいない)
当然ひとりですからね。。
ちなみに、私はウクレレを始めたと同時にブログを始めました。
ブログで独学の模様を日々書いていくうちに、コメントで励ましや共感のコメントをいただけるようになり、それが練習の糧となっていきました。
もしブログが難しい!という方は、Twitterでもいいと思いますよ。現実では「ひとり」でも、一緒に練習している「お仲間」がいると知れるだけで練習が楽しくなります。
成長は自分次第
恐らくウクレレを買ったときは気分が高揚して毎日練習すると思いますが、ウクレレと言えど楽器なので、そう易々と弾けるようになりません。(これホントです)
教室に通っていればモチベーションを維持できるかもしれませんが、独学だと、人によっては壁に当たって「もう無理!」と断念されてしまう方もいると思います。
この場合、結論を言ってしまうと「練習」あるのみです。いかにひとりで練習を続けられるか、いかに本気で弾けるようになりたいか、にかかってきます。
教室のメリット・デメリット
私は教室(スクール)に定期的に通ったことはありませんので、実体験を基にしたことは書けませんが、聞いた話やワークショップ体験に基づき、教室の考え得るメリットとデメリットについて挙げてみます。
メリット
ウクレレ仲間ができる(かも)
マンツーマンは別として、グループの場合は、近しいレベルの方々と一緒に練習する教室がほとんどではないでしょうか。
独学の身として、一緒に練習を進める仲間がいることは、独学と比べて大きなアドバンテージがあると思います。
人前で弾けるチャンスがある(かも)
今では日本全国でウクレレのイベントが毎年開催されています。
そんなイベントでは、さまざまな教室の生徒さん達がステージに立って演奏されているケースを多く目にします。
練習した成果をステージで出すことは、独学ではなかなかできないことで、教室ならではのメリットだと思います。
間違いなく成長する(かも)
独学の私ですが、何度かワークショップに参加したことがあります。
ワークショップとは、ウクレレ教室やイベントなどで、プロの方が決まった曲やテーマでウクレレを教えてくれるミニ教室といったところ。
やはり、プロの方の教え方は上手いです。
このような教室に通えば、間違いなく成長する(弾けるようになる)なと思いました。
独学だと、本当に自分の弾き方や解釈が正しいのかわからなくなることが多々ありますが、その点教室に通えば正しい弾き方を教えてくれます。
最短コースでウクレレを弾けるようになりたい場合は、教室一択だなと思った瞬間でした。
デメリット
コストがかかる
教室によって変わってきますので一概に「いくら」とは言えませんが、ひと月あたり数千円以上のコストがかかります。
マンツーマンの場合は、さらに高くなる傾向ですね。
ご自身のウクレレの目的や目標を照らし合わせて、どれくらいまで許容できるかによると思います。
教室の方向性を見極める必要がある
例えばウクレレソロを弾けるようになりたい人が、弾き語りの教室に通っても、あまり意味がないですよね(まったく無いとは言えませんが)。
また、教室の方針や先生との相性もあると思います。
せっかく毎月月謝を払っても、それらがご自身と合わなければ意味がありません。
デメリットとまでは言えませんが、目的の教室で体験レッスンを開催している場合は、単にホームページを見ただけで決めるのではなく、一度体験してから決めたほうがいいと思います。
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まとめ
私が考える独学と教室のメリットとデメリットについて書いてみましたが、最後に、私自身独学でウクレレの練習を続けてみてどうだったかをシェアしますね。
正直に書くと、「教室に通ってもよかったかな…」です(苦笑)
やはり独学だからかストロークにへんなクセが付いてしまいましたし、進歩の度合いがかなり遅かったです。
ただ、もともと「気ままに生きたい」性格なので、そこまで後悔はしていませんよ。
独学で進めるか、教室に通うかは、正直あなた自身の目的や環境などによって異なってきます。
「絶対○○すべき!」とは言い切れませんので、この記事を(あくまで)ひとつの参考として、自分にとって何が最適か、何に重点を置きたいかを考えて決めていただければと思います。
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